果樹苗の育て方(鉢植え)

リンゴやブドウ・サクランボなどの果物も鉢に植えれば庭がなくても栽培できます。もきたての果物をご家庭で味わいましょう。

必要な材料・道具・備品のリスト

★各種果樹苗 ★腐葉土 ★ビートモス
★赤玉土 ★鹿沼土
★剪定ばさみ ★植木鉢 ★寒冷紗
★スコップ ★ジョウロ

※店舗により取扱っていない商品もございますのでご了承ください。

ワンポイントアドバイス

◆ 仕立て方の種類
(あんどん仕立て)
ブドウ・キウイ/ラズベリー等
(ほうき仕立て)
キンカン・ナツメ等
(模様木)
リンゴ・カキ モモ・アンズ等
(スタンド仕立て)
リンゴ・ライチ ビワ等
(株仕立て)
ブルーベリー ラズベリー等
◆ 果樹の栽培カレンダー
■リンゴ
■サクランボ
■ブドウ
■モモ

鉢土の作り方

■ 一般果樹の場合
(赤玉土)+(腐葉土)=(混合土)
■ ブルーベリーのように酸性土を好む果樹の場合
(鹿沼土)+(ビートモス)=(混合土) ※それぞれをよく混ぜます。

苗の植えつけ方

3月上旬~中旬が適期
1. 植えつける鉢の大きさに合わせて根を切ります。
2.苗を60度くらいに傾けて植え付けます。
3. 鉢の高さと同じくらいの長さに苗を切ります。(内側の芽の上)
4. 植え終わったら鉢の底から水が流れるまでたっぷりと水やりをします。

植えかえの仕方

●植えつけ後2~3年目に実をつけた木や、実のついた鉢植えを購入した場合は翌年の3月に植えかえをします。 ● 6~7年目の古い木は根を切って浅鉢に植えかえます。 ● 2回目以降の植えかえは1年おきに行います。
1. 鉢の側面もたたいて木の根元を回すようにして鉢から株を抜き取ります。
2. 土と根を1/3くらい落として、一回り大きな鉢に入れかえます。
3. 鉢に土を入れて、割りばし等をつかって土をつき込みます。
4. ビニールのひも等で木を鉢に固定して、たっぷりと水やりをします。

日常管理

■鉢の置き場所

<春と秋>
● 一日最低4時間くらいは日が当たる風通しのよい場所が適しています。
※地面に直接置くと鉢穴から根がでてしまいます。
<夏>
● 涼しい気候を好む果樹は黒寒冷紗を張った場所に。他の果樹は<春と夏>と同様にします。
<冬>
● 比較的寒さに強い種類の果樹は、ビニールトンネルに入れるかよしずを張って、霜や雪をよけます。
● 寒さに弱い種類の果樹と熱帯果樹は、室内か温室に入れます。
室内に置く場合には夜間はビニールシートをかぶせて保温します。
■水やり

●基本的に水やりは、鉢土が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりと与えます。
春と秋-朝1回
夏-朝夕2回
冬-土が乾いたら水やりをします。
■肥料

果樹の種類や年数で与える量は異なりますが9~10月の間に与えるのがよいでしょう。
右図くらいの大きさの玉肥と化成肥料の場合はばらまいて指で少し押し込みます。
●直径2~3cmの玉肥の場合は鉢の周りに埋め込みます。

人工受粉の方法

●人工授粉

果樹の中には雌しべしかない雌花と雄しべしかない雄花とを別々に咲かせる種類が多く、
実つきをよくするために人工授粉をします。

1つの花に雌しべと雄しべがある種類
雌花と雄花に別れている種類
●受粉適期

花が五分咲きの時と満開の時の2回受粉させます。雌しべの先が液で光っているのを確かめてから花粉をつけます。

摘果

● 摘果
大きな実を毎年つけるために実を摘み取る作業のことを摘果といいます。
どの種類の果樹も花が落ちてから4週間目に摘果をします。正常な形の実を1カ所に1つだけ残します。

●<例:リンゴの場合>
●1鉢の残す実は5つが目安です。

収穫前の管理

●まんべんなく日光をあてるために1週間に1度鉢をまわします。
●日当たりのよい所に移します。
お家のお庭やベランダで果物を育てられるのって素敵ですよね!
他の植物に比べると、人工授粉や袋かけなどの果実管理が必要なので多少は手間がかかるかもしれませんが、それも全て美味しい果物のためなのです。
ぜひ季節の果物をご自身で育てて楽しんでみてください。

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