【パーツ】
◆ 各種水栓用パッキン
◆ 各種水栓用コマ
◆ シールテープ
【道具】
◆ ウォーターポンププライヤー
◆ 水栓取り外しレンチ
◆ プラスドライバー
◆ ピンセット (毛抜き)
◆ 修理セット
ハンドルを閉めても先端の吐水口からポタポタと水漏れする場合は、コマパッキンの劣化が原因である可能性が高くなります。パッキンを交換するか、コマごと取り替えましょう。
パイプが回転するタイプ(自在水栓、ホーム水栓、洗濯機用水栓など)では、パイプのつけ根から水漏れする場合があります。まず最初に水栓とパイプをつなぐナットが緩んでいないか調べます。緩んでいる場合は、ウォーターポンププライヤーで締めつけてください。緩んでいない場合は、内部に使われているパッキンの劣化が原因です。新しいものに取り替えましょう。
水栓を壁や台にねじ込んでいる部分のパッキン、ネジに巻いたシールが劣化している可能性があります。パッキンとシールの両方を新しいものに取り替えましょう。
ハンドルの下からジワジワと水漏れしている場合は、カバーナット内の三角パッキンが劣化しています。新しいものと交換しましょう。
※屋外に設置した水栓柱の蛇口から水漏れした場合も、チェックと修理の方法は同じです。
A)レバーの下からの水漏れ
シングルレバー混合水栓の多くは、レバーを上げて水を出し、レバーを下げて水を止める構造になっています(逆の場合もあります)。このうち水を出しているときにレバーの下から水が漏れる場合があります。もっともよく動かす部分なので、バルブカートリッジのどこかが摩耗して水が漏れている可能性があり、修理にはその交換が必要です。
B)胴体部分(スパウト)からの水漏れ
上のケースと同じように、水を出しているときに吐水口の根もとの胴体部分(スパウト)の上や下から水漏れが発生することがあります。原因はバルブカートリッジかOリング、UVパッキンの劣化が考えられます。DIYで修理する場合は原因箇所を特定するのが難しいので、バルブカートリッジとパッキン類を一緒に交換しましょう。
C)吐水口からの水漏れ
水を完全に止めているときに吐水口からポタポタと水が漏れる症状です。原因はバルブカートリッジの劣化や故障です。バルブカートリッジを交換してください。
1)隠しネジを外す
水栓前面のレバーの下に小さな丸いポッチがあります。これはネジをカバーしているキャップです。小さいマイナスドライバーなどでこのキャップを外し、その中にあるネジを外すと水栓を分解できる状態になります。
2)水栓を分解する
レバーを外し、その下にある胴体(スパウト)のカバーを取り外します。
3)バルブカートリッジを交換する
バルブカートリッジが露出するので、新しいものに交換します。パッキンを交換する場合は、胴体(スパウト)まで取り外して作業します。
4)水栓を組み立てる
分解したときと逆の手順で部品を組み立て、ネジを締めて固定して最後にキャップを取りつけて作業は終了です。
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