壁紙は何年も経つと汚れが目立ち、暗い感じになります。お部屋の雰囲気を明るくリフレッシュするために壁紙を貼り替えてみましょう。今回は糊付けタイプのご紹介です。

必要な材料・道具・備品のリスト

★壁紙 ★ジョイントコーク(充てん剤) ★ルーアマイルド(クロス用接着剤)
★ウレタンローラー ★のり付けローラー ★ポリローラーバケット
★ユニットブラシ(押さえバケ) ★ステン地ベラ ★ スクレイパー(剥がしヘラ)
★ ドライバー ★ カッターナイフ ★ ハサミ
★ 定規 ★ 画鋲 ★ 糸 ★ 5円玉
★ メジャー ★ スポンジ又はタオル ★ ビニールシート又は新聞紙
★ 鉛筆 ★ 竹ベラ ★ マスキングテープ

作業をはじめる前に

壁紙を貼る前の下地処理方法
下地の種類

下地          処理

ベニヤ

下地処理をしなくてもそのまま貼ることができます。
しっくい
モルタル壁

凹凸やヒビ割れがある場合は、パテで埋めてから、砂壁などが

落ちる場合はシーラー(繊維壁、砂壁押さえ、壁押さえスプレー)

などを塗ってから貼ります。

塗装面 水性 そのままでも貼れます。
油性

貼る表面 をサンドペーパー(200~300番)で荒らしてから

下地用パテか下地用スプレーを吹きつけ、よく乾燥させてから貼ります。

化粧合板
壁紙
(ビニール、織物)

表面の部分がきれいにはがれる壁紙なら残った裏紙の上に貼ります。

はがれにくい壁紙はかべ紙はがしなどではがします。


(繊維壁、砂壁)

シーラーなどで下地を整え、

下地用の紙を貼ってから壁面 に壁紙を貼ります。

 

壁紙の必要な量の目安
  床面積 床面積

市販の壁紙は、92cm幅の1枚(1.85m)も

のと、同じ幅で5m・10mなどのロールにな

ったものが有ります。壁全体の貼り替えであ

ればロールの方が対応力もあり経済的。部屋

による必要量の目安は表の通りです。ご参考

ください。 

3畳 10m(1本)+5m(1本)
4.5畳 10m(2本)+5m(1本) 
6畳 10m(3本)
8畳 10m(3本)+5m(1本) 

 

ワンポイントアドバイス

◆ 壁紙をきれいに貼るポイント

・カッターの刃をこまめに折る。
 糊がつくとすぐ切れなくなるので、こまめに折ってください。

・オープンタイム*は充分にとってください。
 (*オープンタイム貼り替え手順の8を参照してください)
 寸法が安定しないうちに貼りますと、目地スキの原因になります。

・曲がったら貼りなおす。
 糊が乾燥するまで時間がかかるので、あわてずに剥がして貼りなおしてください。

手順方法

1. 貼る前の準備
コンセントカバーを外して柱はクロス用接着剤が付かないように予め新聞紙などで
マスキングしておきます。
2. 古い壁紙を剥がす
石膏ボードの表面はめくらないようにしてください。なるべくきれいに剥がした方がいいのですが、クロスの裏紙は残っても大丈夫です。 きれいに剥がれないときは、スクレイパーで剥ぐか壁紙剥がし剤を使うときれいに剥がれます。
3. 壁面を整える
壁面に付いている埃や汚れをタオル等で、乾拭きして落とします。
ヒビ割れや穴があいている場合は、パテで埋めて、
凹凸はサンドペーパーで磨き出来るだけ表面は平らにしてください。
4. 壁面の高さを測る
一番高いところからメジャーを当てて高さを測ります。
その時糸に5円玉を付けた簡単な下げ振りを一番上から吊り下げ、
それに沿って測れば、正確な高さが測れます。
5. 壁紙を裁断
壁紙の高さがわかったら実寸より5cmぐらい長めに切っておきます。

※注:カッターで切る92cmの幅のままでは貼りにくい部分も作業しやすい幅に切ってください。
6. 垂直線を引く
一枚目の壁紙を貼る位置に、下げ振りを使って垂直線を引きます。
下げ振りの糸に沿って、定規を使い鉛筆で線を軽く引いてください。
7. 糊付けの準備
ポリローラーバケットに、ルーアマイルド(クロス用接着剤)を
原液のまま入れて少しずつ水を足して希釈してください。(
糊10:水6の割合で希釈してください。)
ポリローラーバケットに付属のローラネットを、バケットの上部の穴にはめ込んで設定してください。
糊付けローラーにクロス用接着剤をたっぷり含ませ、
ローラーネット上で転がし、気泡が無くなるまでクロス用接着剤を充分になじませます。
8. 糊付けする
A: 壁紙の裏面に糊を塗布してください。塗り方のコツは、力を平均にゆっくり転がし、
糊が均一になるように塗り広げます。(最初はW字型に塗り、次に一定方向に塗り揃えてください。)
B: オープンタイムを15分~20分程度とり、すぐには貼り付けないでください。
(オープンタイムとは、壁紙の裏面 に糊を塗布後、寸法が安定するまでの時間をいいます。)
C: オープンタイムを充分に取らないで施工しますと、ジョイント部の目地スキの原因となります。
D: 施工可能時間は季節により若干の違いは有りますが60分~80分程度ですので糊付け後、
時間内で貼り終わってください。
E: 糊付け後は、折りジワ防止の為、ビニールクロスのように、折りたたんで、
押さえつけたり積み重ねたりしないでください。又、折りたたむ際は大きくたたんでください。
9. 壁紙を貼る
A: 一枚目の壁紙を貼るときは、上の部分を3cm位残し、
垂直線に合わせて貼っていきます。
B: その際に、押さえバケ(ユニットブラシ)を用いて、
壁紙の中心から両側へ空気を押し出すようにします。
すぐには乾かないので、ゆがんでしまったら垂直になるまで貼りなおすことが出来ます。
C: 天井の際を竹べらを使ってしっかりと折り目をつける。
10. 細かい部分の処理
コンセントやドアノブにあたる壁紙はX型に切れこみを入れておき、
その後ステン地ベラをあてながらカッターで余分な紙を切り取り仕上げます。
11. 余分な壁紙を切る
ステン地ベラで押さえながら、カッターナイフで余分の切りすぎを防ぐ為、
カッターナイフの先を天井の際に向けて切る。
切り取った後、余分な糊はすぐにきれいなタオルで拭き取ってください。
12. 2枚目から貼る時の注意
一枚目と同様に貼ります。このとき一枚目と3cm程、重ねて貼る。
柄がついている場合、柄を合わせながら丁寧に重ねて貼っていきます。
無地の場合は2~3cm重ねて貼っていけばOKです。
13. コーナー処理
コーナー部分は、ステン地ベラで押さえこんでからカッターナイフでいらない部分を切り取ります。カッターナイフに糊がつくと切れにくくなるので、こまめに刃を折ります。壁などに糊が付着したら清水を固く絞ったタオルで良く拭きとってください。
14. 重なりの中央を切り取る
A: 重ね合わせた部分の中央を2枚一緒に定規をあてながらカッターナイフで切ります。
その際、石膏ボードの原紙まで切り取らないでください。
B: カッターナイフは壁面から離さず定規を移動させながらカットしていきます。
C: 余分な壁紙を切り取ってください。
15. ローラーをかける
重ね合わせを切り終わったら、左右の余分な壁紙を切り取っていきます。
つなぎ合わせた部分はウレタンローラーを使い丁寧に圧着し軽く押さえてください。
強く押さえなくても充分にクロスは接着します。逆に押さえすぎると、
壁紙表面 が潰れたり、光沢の原因となります。
16. ジョイントコーク処理
壁紙の剥がれ防止や、天井と壁面のスキマの収まりにジョイントコークを充填します。 汚れやはみ出しは硬化しないうちにきれいなタオルで拭き取ってください。

17. はみ出した糊の拭き取り
施工後はきれいな水で絞った布で丁寧に拭き取ってください。白く濁った水は糊の成分が含まれています。水分が蒸発すると糊の成分が表面 に残り、後に黄色又は、茶色に変色する場合がありますのでご注意ください。
18. 乾燥
施工後は接着が安定するまで自然乾燥させてください。
急激な乾燥を防ぐ為、窓、ドア解放による
通 風や直射日光の照射は避けてください。
ジョイント部の目地スキの原因となります。

詳しい説明を動画でチェック!

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